iVision・野村綜合研究所　共同ITソリューションセミナー＠上海

2008年12月吉日
iVision Shanghai Co.,Ltd.
株式会社野村綜合研究所

各位

iVision Shanghai（三菱商事グループ会社）と野村総合研究所は、日本企業の皆様を対象に、「中国ビジネスで勝ち残るIT戦略」と題した共同ソリューションセミナーを開催致します。

2000年以降、拡大の一途を辿ってきた日本企業の中国事業は、近年、人件費の高騰や外資政策の転換、外資・地場企業との競争激化など、事業環境に大きな変化が生じています。また、新規進出企業数の減少と相反して、中国内複数拠点の統括管理や、サプライチェーンの再構築など、既存体制の強化を図る企業が増加しており、その動きは中国内のみに止まらず、日本や他海外拠点を含めたグローバルな事業ネットワークの構築にも広がりつつあります。この様な状況において、ITソリューションの活用は、その成否を左右する重要な鍵となります。

三菱商事と野村総研は、両社が持つ豊富なソリューション・経験・人材を結集し、海外で事業展開される日本企業の皆様に、よりクオリティが高いITソリューションを提供するべく、今年4月に『MC・NRIグローバルソリューションズ』を設立致しました。中国においては、その現地子会社であるiVision Shanghai及び野村総研（北京）を通じ、ソリューション提供体制を一層強化しております。

当セミナーでは、両社の持つ、実績・経験を基に、今後の中国ビジネスを勝ち抜くためのITソリューションについてご説明致します。奮ってご参加下さい。

14:00―14:40
「リーマンショックを起点として中国はどう変わることができるか」
野村綜研（上海）諮詢有限公司北京事務所　事業戦略グループマネージャー　寺村　英雄

14:40―14:55　休憩

14:55―15:35
「中国市場攻略に向けた課題とSCMソリューション」
野村綜研（北京）系統集成有限公司上海分公司　副総経理　　安田　範仁

15:35―16:15
「中国事業におけるグローバル最適化の潮流」
iVision Shanghai Co.,Ltd.　執行董事　　芹沢　亮

16:15―16:30　質疑応答・その他

リーマンブラザーズの破綻に端を発する金融危機は、中国を含む新興国経済にも影を落としつつあります。また、驚異的な成長を続けてきた中国経済も成長率に陰りが見え始め、中国はまさに転換点を迎えています。
本セッションでは、リーマンショックによる影響が定かでなく、様々な意見や憶測が飛び交っている中、転換点を迎えた中国の経済、社会の構造が今後どう変わるのか、政策的な視点と、企業にとっての影響という側面からご説明致します。

「中国市場攻略に向けた課題とSCMソリューション」
野村綜研（北京）系統集成有限公司上海分公司　副総経理　　安田　範仁
略歴：1992年株式会社野村総合研究所入社。4年半の香港駐在を経て、2005年より現職。
専門は海外進出企業向けシステムコンサルティング、開発・導入など。

近年、拡大する内需を背景に、中国はマーケットとしての位置付けがより高まってきています。外資・地場企業が激しい競争を行う中、今後、さらなる事業拡大と競争力強化のためには、精度の高い販売・調達管理や、販売チャネルとしての代理店活用、電子商取引などへの対応が必要となってきています。また、単独企業での対応ではなく、国内外にまたがるサプライチェーン運営の強化も喫緊の課題となっていますが、これらの課題の解決にはＩＴを軸とした、SCMソリューションが不可欠です。
本セッションでは、事例紹介を中心に、日本企業が中国市場で勝ち残るための課題およびそれに対するITソリューションをご説明致します。

本セッションでは、グローバルSCM導入プロジェクトの導入に至った背景、システム全体像、導入効果（期待効果）などをご紹介致します。

「中国事業におけるグローバル最適化の潮流」
iVision Shanghai Co.,Ltd.　執行董事　　芹沢　亮
略歴：1995年三菱商事株式会社入社。三菱商事・ローソンなどの業務システムの設計・開発およびデータベースマーケティングに従事。2004年より現職。

サブプライム問題に端を発した米国発の金融危機は、中国においても輸出型企業はもとより国内販売を中心とする企業へも少なからず影響を及ぼしてきております。グローバル化が進展し市場環境の変化のスピードが加速していく中で、中国におけるグローバル企業は、現地マーケット対応とグローバル対応を同時に実現できる経営プラットフォームを構築することが求められてきております。
本セッションでは、グローバル最適に向けた企業の取り組みとそれを支えるITソリューションを事例中心にご紹介致します。